BSE検査態勢について思うこと

いまアメリカ産の牛肉がBSEのために輸入STOPしてますね。

そのことで昨日NHK NEWS10の中の 二人の議論を聞いて思ったことです。


はじめの方は吉野屋の社長:日本でやってる全頭検査は感情として安心を得るために

やってるのではないかと思うがそこまでの過剰な検査は科学的根拠にかけるのではないか。

また脳や脊髄などの危険部位でなければたとえBSEに感染してる牛の肉でも危険ではない

過剰な検査によって不要なコストが発生する。安心と安全を混同している。


あとの方は農林水産大臣:日本でやってる全頭検査によって国民が安心して牛肉を食べられる

輸入牛肉に関しても同じレベルの検査を要求する。安心のためにこの検査は必要だ。


これらの議論はかみ合いませんが、私が思ったのは、ほんとに全頭検査する前の米国産牛肉が危険と

国が判断したら、なぜすでに輸入済みの肉の流通消費は禁止されてないのか?

この矛盾点の話がなかったと思いました。

それからもし米国産を国産に偽装するようなことが無いのなら今のままで輸入OKにして

全頭検査してる高い国産の牛肉を購入するのか安全を信じて米国産牛肉を買うのか

消費者の判断に任せたら良いとも思いました。しかし産地を偽ることは食品メーカーでは

再々NEWSになったくらいですから信用できないので、今のところ全頭検査を支持しようかなと思いました


そう言いながら実は学生時代から時々食べてた吉野屋の牛丼がもしかしたら

しばらく食べられなくなるかもと思ったら食べたくなって1/11に豊岡の吉野屋に行って食べてきました。

もちろん実際には危険な肉じゃないと思ってるから食べに行ったのですが。。。


こう考えたら私が全頭検査を支持すると言ってることにも矛盾があるような気がします。

2004.01.13 記