診察中に突然やってくる天使と悪魔!?
注意:わかりやすく表現するのに対照的な言葉として天使と悪魔という表現をしています。
特定の患者さんを悪魔だと思ってるわけではございませんのでこの文章を読む場合には
そのあたりをご理解下さいますようお願いいたします。
-------------------以下本文です-------------------
日々の診療では忙しすぎてもう診察したくないって思うことも時にあって
時には診察してると言うよりは患者さんをこなしてるという感じになってしまうことも。。。。
その様な状態でも、ある時、突然にとても良い感じの患者さんが現れて、また元気が出て
がんばって診察できるようになったり、診察速度が上がると言うのもまた時にある話なのです。
どの様な患者さんにもいつでも平等にていねいに対応することは当然です。
原則はその通りですが、、、疲れてるときでも何とかがんばって診療したいと思える方や
その逆で優しく対応したくない(一所懸命に診たくない)と思ってしまう方もときにあります。
良い感じの患者さんというのはきれいな女性とか言う話じゃ無くて
接していて良い感じの方でこの患者さんになら何とか頑張って説明してあげたいなって
そう感じる方、自然に思える方のことです。男性患者さんやおばあさんでも、もちろん天使なのです。
その様な天使は診察用のいすに座ったときから、あいさつの感じから違って
良いと思うことがほとんどですね。がんばって仕事して社会に貢献してる方
ひかえめで上品な言葉使いや立ち居振る舞いの方もあれば元気いっぱいと言う
場合もあるし、どんな場合に天使を感じるかと言うことは説明しにくいです。
まあ私と周波数が合うと言う表現にしておこうかと思います。
混雑時ですから長い時間診察を待って自分も疲れているだろうに診察し続けて
疲れてる私をねぎらうような言葉をかけてくださる方も天使には多いような気がします。
(その逆は、独り言No.66にあるような中待合いで早くしろとばかりに靴を鳴らす場合ですね。)
でもこの様に天使が突然現れて疲れが吹き飛ぶことや、逆に悪魔が現れると一気に
疲れた感じになって診察速度が落ちて。。。と言う事もあるんです。靴を鳴らす方も
まあ小悪魔ですがもっとひどい悪魔も少なくないんですよ。
別の種類の悪魔とはたとえば同じ訴えをぐずぐず言う、院長の独り言No.184に書いてるような
何回説明しても時間の無駄と感じるような患者さんの時もあるし、とにかく態度がでかいとか
さらに別の場合はベースが遊び人の様な感じで仕事ちゃんとしてるのですかと聞きたくなるような場合
こんな場合にも一所懸命診察や説明をしたくないって感じる事があってしんどくなります。
その他のまったくちがうパターンではものを大事にしない方の場合もあります。
資源やものを大事にしたいという私のベースに合わないかたという事になります。
独り言No.145を見ていただけたら私のエコロジー感覚がわかるかと思います。
しかも眼鏡代金が不要なので大事にしなくて無くしてしまったというようなCaseは
不愉快で眼鏡を合わせたくないと思ったこともありました。生活保護を受けている方で
日常生活に必要な場合にはメガネ代金も公費から出るのですが、前回作成から
1年もたたないうちに眼鏡を無くしたからまた作って欲しいと言ってきた場合には
何度もタダだから無くしてはまた検査に来るのかと腹が立ってメガネ検査したくないって
思ったときもあります。この方は2年で3回眼鏡を無くしたと言ってきました。
もちろん生活に必要な方が公費で眼鏡を作ってそれを大事に使って下さるのなら
良く見えて疲れない眼鏡を検査してあげたいと思いますが。。
まあ簡単に書きましたがその他にも様々な天使と悪魔があって診察をがんばって
できる場合と、嫌になってしまう場合もあるのですがもっと具体的な例をすべてをここには
書きにくいのでこの位にしておきます。もっと聞きたい方は診察時に聞いてくれるか
直接mail下さったらまた内緒話として言ってしまうかもです(^_^;)
そうそう、悪魔は暇なときに来てもやっぱり不愉快になるし
天使は暇なときに来てもやっぱり気分が良いですから根本的にその人となりなのでしょうね。
2004.11.27 記