漫才のむかし話、パロディ版

今日は日曜日。自宅で昼食をとりながら中学生の娘と話していた、ばか話・・・

以前に、こんな漫才があったのやけど、今ならお父さんはこんな落ちをつけてみるけどと

オリジナル 私の改造版
ボケ:むかし むかし・・・

つっこみ:どのくらい前の話や・・・

ボケ:あるところに・・・

つっこみ:それって具体的にはどこですか・・・

ボケ:おじいさんとおばあさんがいました

つっこみ:なんて言う名前ですか

ボケ:(困った様子で)そんなに言われたら

      おとぎ話にならへんがなぁ
ボケ:むかし むかし・・・

つっこみ:どのくらい前の話や・・・

ボケ:あるところに・・・

つっこみ:それって具体的にはどこですか・・・

ボケ:おじいさんとおばあさんがいました

つっこみ:なんて言う名前ですか

ボケ:(おこった調子で)個人情報保護法により
    
    お伝えできません!!


うどんを食べていた娘は思わず吹き出しそうになってしまいました。


さてこの話は今年の4月から施行された個人情報保護法をネタにしたものなのですが

実際の運用では困った話がいっぱいなのです。医院の窓口で患者さんの名前を

お呼びしたら、全くの他人にあの人は○○さんて言う名前だと分かってしまいます。

これをもってしても法律違反だという解釈をする方もあるようですが、じゃあ受付で

個人情報保護のためあなたは受付番号○○番でお呼びしますと言う話になったら

理解力の落ちた老人患者さん等への対応は不可能になってしまいます。また人違いが

出てしまう危険性が大きくなってかえって大きな事故になってしまう可能性も増えるかと思います。

なかなか困った問題でありますが、基本的にはプライバシーは守られるべき事と思っています

当院では以前からSTAFFにプライバシーに関しては注意するように伝えてきました。

TELで病状の問い合わせ等があった場合には相手を確認してから、あるいはこちらから

TELをかけ直すようなことはしてきました。今回の法律施行は、なかなか難しい点がありますね。

2005.04.10 記