デスクトップパソコン故障顛末記

最近医院で使用中のDesktopパソコンが再々、突然に固まってしまうようになってました。



この様な画面が、何もしていなくても、あるいは作業中でも突然出て止まってしまうのでした。

再々では困りますし、再起動したらOKになったり、時には3回くらい再起動しても途中でおかしくなって

仕方がないからしばらく放置後、昼休みに起動したらまたしばらくは何ともなく作動する状態だったりしました

この様な状況をくり返すようになってきて、購入は2001年5月なのですがそろそろ寿命なのかなぁ

仕方がないから買い替えようかなぁ・・・。まあDATAはバックアップしてるし問題はないのですが

また新しいPCを買ったら設定が面倒だなあとも考えていました。そして仕方がないのでNECダイレクトから

2/24の深夜に新しいパソコンを注文しました。どうせ買い替えるなら良いものをと思い水冷式の静かな

PCでメモリもはじめから1GB、バックアップをしなくても自動的にしてくれるようにとRAID1で250GBの

HDDを2個内蔵した仕様で注文したつもりでした。しかし注文直後に来た確認のmailを見たらRAID0になって

いました。これでは500GBのHDDが1個入ってるように見える仕様で2個のうち1個でもHDDが故障したら

作動しなくなってしまう仕様です。そしてNECダイレクトのHPをいくら見ても訂正は出来ないことがわかったので

翌朝9時を待って、仕方がないから診察開始を5分遅くしてコールセンターにTELで変更をたのみました。

しかし、そのお返事は(注文後7時間半でしたが)変更は出来ませんのでいったんキャンセルして再度

違った仕様での注文にして下さいとのこと。とりあえずキャンセル出来て良かったのですが・・・価格も同じ

中の部品も同じでただ仕様をRAIDの1か0かだけなのですが・・・またNET上で再度注文するのも面倒だなあと

思ってしまいました。そうしてるうちにまた出た上記の青い画面を見ながら最近は特に何もHARDもSoftも追加して

ないけど、最後に追加したHARDと言えば半年ほど前のUSB2.0のPCIボードがあったと思い当たりました。

(英語で、問題が続くなら最近追加したソフトやハードがあったら外して見ろと青い画面に書いてますね)


ふと、気が付いてPCのふたを開きそのボードを外してみたら下の写真の状況でした。(古いPCなので
もともとUSB1.1しか付いていないので必要になるのです。高級機でしたからIEEE1394は付いてましたが)



左写真の赤い矢印の部分拡大です

何とハンダが溶けて、はみ出てます

このハンダが溶けた部分を見たら基板が一部こげたようにもなっていました。もしかして

何か負荷がかかって熱くなって溶けたのかなぁ?  でもおかしな場所を見つけてにっこりでした。

(もしかしてはじめから製造ミスの可能性もあるけどいまさらわからないのですねぇ:玄人思考製です)

これを外したあと、青い画面には会わなくて済むようになりまして、今日買ってきたI/O DATA製の

ボードを入れて、その後もOKで万々歳。しかし、PC注文ミスして無かったらもう買い替えてましたねぇ。


さらに、その前にメモリがおかしいかもと思って購入した128MBのRIMM4枚も買わなくても良かったことも

解りました。今回はオークションで安くにGetしました。このPC発売当時はたいへん高価なメモリでしたし

元からある64×2枚に128MB2枚追加で384MBで使ってきましたがこれらを利用して、まあ512MBまでしか

規格上増やせなかったのいっぱいまでにはしました。128×4で512までの時代の機種なのです。

やれやれ・・・でもぎりぎりのことでこのDesktop PCはまた何年も使うことになりそうです。

ほんとちょっとした事で運命が変わってしまうと言う話はこんな所にもあったのでした。

2006.02.26 記