もうずいぶん昔の話です。私が20才前後の頃の話です
ある日、献血のバスが神戸三宮の中心地に近い道路で停まっていました。
車でその横を通過しかけていた私は、出来たら献血して行こうと思ったのですが
その日はあまり時間がなく駐車場に停めてからでは時間的に無理かなって思いました。
バスのまわりも路上駐車が多く、とても停められないような状態でした。
でも、すぐ近くの派出所の前の道路はさすがに空いていて、ちょうど1台停められる状態でした。
そこで私はそこの真正面に車を停めて、派出所の中に入っていきました。そして
『すみません、あまり時間がないので、そこのバスで献血する間だけ路上駐車しても良いでしょうか』
と、そこにいた警察官に聞きました。するとその方は、にっこり笑って言いました。
『この前の道路は駐車禁止ですから車を停めてはいけません、
しかし、しばらくの間は忙しいから駐車禁止の取り締まりに行けないけどね』って(*^o^*)
新聞を読んでいてどう見ても忙しそうじゃなかったんですが(^^)。
社会人になってもこういうすてきなことが言えるようになりたいと思った記憶があります
今はこの方はどうしておられるんでしょうか。きっと警察の幹部になってすてきな上司だと
多くの警察官に慕われているのではと想像していますが(∩o∩)。
何も危険だとは思わないような所で速度違反の取り締まりをしてるのを見るたび思い出す話です。
神戸で出会った、すてきな警察官の話