101回目の病気説明
前に独り言No.153で説明してもおぼえていない患者さんにどうしようかって
書きましたが、またちがったパターンの話です。
最近やり始めたこと。。。それは○○○○について101回目の説明したとカルテに書くことです。
たとえば、ある方が何回も見えにくいと言うのですが、その方は遠視と老眼で見えにくいだけです。
眼鏡をかけたら左右とも1.2まで見えて年齢に比して良い視力なんです。
処方した眼鏡も作っていて、正しくあった度数の眼鏡も持っている方です。
それなの診察に来るたびに見えにくいと訴える。眼鏡をかけたら見えますかと聞くと
その時は見えますと言う。。。そのやり取りが数年にわたって何回もあったので
ついにカルテに今まで同じ事を100回説明した旨説明すると書いたのです。
もちろん100回というのはほんとに数えたわけでなく何回も言いましたって言うJOKEです。
しかしそこまで言っても患者さんは痴呆があるのでまた次ぎに来たときには
同じ事を言うのです(^^;。。。そこで私もJOKEを重ねて101回目の説明すみなんて書いています
むかし101回目のプロポーズなんてタイトルのドラマがあった気がしますがパロディですね。
まあこんな事をしてカルテに書いて説明したくない気分を抑えているわけです(^_^;)
今では、ある方のカルテに107回目の説明すみと記載してるのが最高記録です。
2004.02.08 記