神戸三宮の献血ルームで思ったこと

以前、神戸であった研修会に参加した後にちょっと時間があったので日曜日でも

Openしている三宮の献血ルームに行ったことがありました。

今では高血圧の内服が続いてる私は献血出来ないので、数年前の話になります

その時、まわりにいた若者たちの感じが普通に町にいる人たちとはちがうと感じました。


さて、何がちがうのかと考えたら。。。当たり前ですが自分の意志で献血に来てるので

その様な社会貢献をしようというベースのある方、注射針をさされる痛さは我慢する

ボランティア精神を持った方、そして華美な化粧やアクセサリがなく

ピアスもしていない人たちばかりだったのです。


ピアスはそこから感染する危険があるから献血者として安全ではない事ですし

医療機関でした場合でも1ヶ月以上、それ以外は1年間は献血できないと言う基準があります

(ピアスは普通のファッションとして定着してる昨今ですが感染症等の原因になって
身体を傷害する可能性がゼロではない行為なので、私はあまり賛成していません。
でもどうせするなら医師が安全にすべしと思っています。私も勤務医時代には
ナースにたのまれて何人かにピアスの穴を開けたことがあります)



そういった方たちの中にいるとたいへん穏やかな気持ちになる自分を感じました

都会の雑踏の中を歩き先ほどまで見ていた、自分のことしか考えてないような若者の姿

そのあとに見た献血者たちが持っていた雰囲気の差に人は色々と言うけれど

大きなちがいを見ました。現代の若者たち中にもこんな方たちがいるんだなって

良い気持ちをおみやげにもらって帰ったことがありました。


さて今でもこの感じは同じでしょうか?残念ながらもう献血の出来ない私は

調べに行くことが出来ません。でも何時かリタイヤしてストレスが少なくなって

運動や食事療法のみで高血圧の薬は飲まなくて良いようになったら

献血ルームにまた行ってみたいと思っています。


今の予定では60歳でセミリタイヤを考えていますからまた行けるかもしれないと

本気で考えています。。。。と言うか行けるように努力したいですね。

2004.02.14 記