出石初午を見てきて思ったこと

この週末は出石初午でした。土曜日の午後から少し見てきました。

(写真に人が写っているものは肖像権、プライバシー等を考慮して一部に修正をしています。)



いつもの人通りと比べたらにぎわっていて良いですね(^^)


辰鼓楼の前にも露天がいっぱいでにぎやかです



うしろに見える城跡とたくさんの露天のコントラストがまた面白いです。

通行人も多くて、ああ、やっと春が来たなって思わせます(^^)



しかし、春が来たなぁ・・・の気分はお城山に上がって一転いたしました。2004年10月の水害の後
そう言えばお城山に上がったのは初めてでした。いまでも大きなつめあとが残っていました。

この木は何百年前からこの地に立っていたと思えますが、倒れて、切られて根っこが無惨に
ころがされていました。この様な木が何本もあって、むかし知っていた、荘厳な雰囲気がなくなってました。



神社の横の山も崩れた後がまだまだそのままで、土嚢を積んで固められた状態でした。
最近は水害の後を意識する事も少なくなっていましたがあらためて被害の大きさを思いました。

そして、自分でつくった医院周辺の景色の中にある水害後の状況報告を見かえしました。

災害を忘れずは大切なことです。しかしその事をいつまでも思っていると気分が落ち込むと言う事も
また思い出しました。神戸の震災を思うときにも、また同じ気持ちになります。

そして独り言No.182なども見かえしたり、患者さんの家族で亡くなった方の話なども
思い出したりしました。    どうぞこの世の中が穏やかでありますようにと思いました。

2006.03.18 書き始め 03.25 記載完了