出石病院の診療所化に反対します。

以下の文は神戸新聞のHPからの引用です。黒字は引用で茶色は私の書いた文です

出石病院縮小化 存続求め反発 説明会に500人
2007/01/20 公立豊岡病院組合と豊岡市の幹部が市内四カ所を巡回し、医師不足に対応するための病院再編案について説明する「市民懇談会」が十八日夜、同市出石町で開かれた。「無床の診療所化」が提案されている公立出石病院の地元とあって、先立って懇談会が開かれた豊岡、日高地域を大幅に上回る住民が詰め掛け、一斉に反発の声を上げた。(黒田勝俊)

病院が無くなるかもと言う出石では多くの方が参加して反対するのは当然です
日高では、時間があまって終わったそうです。

 会場となった出石総合支所二階の大会議室は、用意されていた百七十五席が開会前から埋まり、入り切れない参加者が廊下にもあふれた。総勢で五百人を超え、出石病院の存続を求める住民の思いを示す格好となった。

 再編案の説明に続く意見交換では、住民から案に対する反対意見が相次ぎ、同組合幹部や中貝宗治市長らに「(無床の診療所化を)『白紙撤回の方向で検討する』と言うまで帰れない」と詰め寄る一幕も。

このため、はじめは9時に終了予定されていましたが、みなさんが反対意見を
続々と述べられて、とても終われない状況でした。

 さらに、青木孝文院長をはじめ、出石病院の医師からも疑問の声が続出。同病院の内科医や外科医が「出石病院には今も三十六人が入院している。ベッドがなくなったら、この人たちはどこに行くのか」などと訴えた。

 これに対し、中貝市長は「みなさんの思いを持ち帰って検討する」としながらも、「最終的には、出石だけでなく村岡や香住、浜坂病院などもどうするのか、但馬全体を見た上で判断することになる」と説明。「ただ、『これで決めました』と押し付けるつもりはない。再び、みなさんにボールを打ち返す」と話し、同組合の進藤重亀管理者も「私も同じ」とした。

ここで反対意見が出たので、はいそうですか、では病院を存続させましょう
なんて言えるくらいならはじめから説明会はする必要がないし、まあ
予想していた反応だとは思われましたが、きびしいと思いました。

私も、当然ひとつの町から入院できる場所が無くなってしまうなんて大反対です。

しかし、大反対は多くの方が言われてましたので、私も言っても同じかとも
思えるところがあったので、せめて老人保健施設化したらその後また
病院に戻しにくくなるだろうし、何とかそこだけでも考慮してくれるように
意見を述べて来ました。

そう、最悪診療所化されても、将来医師不足の時代が終わったときに
また病院に戻せるような事は最低限考えてくれるようにと言う事でした。

私ももちろん病院が無くなることは大反対ですが、一部の方は、大反対と言わず
診療所になってもまた病院に戻せるような事も考えてくれと言ってるのに
そこをわからずブーイングする方があったのは残念でした。

 懇談会は予定の一時間半を過ぎ、午後十一時ごろまでの約三時間半続いた。

 また、十九日夜には同市但東町でも懇談会が開かれた。

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さて、今後はどういう方向になっていくのでしょうか。でも、思うことがひとつあります。

もし、出石町がどの様に合併して行くかのなかで検討されていた但東町と日高町の

三町が合併して新市になろうと言う話が実現していたら、出石病院廃止の話は出なかったのではと。

豊岡市の一部になってしまったからこそ、全体を考えてなんて言う話になってしまったのでは?

そう思えてなりません。そこまで考えてみたらこのまま病院廃止になったりしたら、出石町民には

怨念のような物が残ってしまう気がします。私も自分の子供が骨折で入院したりで助かったことも

ありました。車で充分移動できる私でも地域から病院が無くなることには大反対です。

まして、お年寄りの足のない方にとっては、大問題でしょう。

あと、詳しいことは奥村市会議員のこちらのblogにも出ていますのでご覧下さい。

2007.1.21 記